小規模保育園では2歳までしか預かってもらえないため、「3歳以降はどうなるの?」「仕事を辞めなければいけないの?」と不安になりますよね。
今まで小規模保育園は視野にいれていなかったのですが、最近、近所で開設される保育園のほとんどが小規模保育園なんですよね。
さらに、国の施策として小規模保育園の預け入れ年齢延長もはじまり、注目しているママは多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、小規模保育園の選択で後悔しないための準備や対策を、詳しく解説していきます。納得のいく保育園選びのヒントをお届けしますので、ぜひ最後までご覧ください。
小規模保育園の卒園後に落ちたらどうなる?
小規模保育園を卒園してからどこの保育園に転園できないと「自宅で子どもの面倒をみながら働くの?」と不安になりますよね。
確かに小規模保育園の卒園後の保活に全滅してしまうと、退職して自宅保育する可能性はあります。
でも、安心してください!
多くの自治体では、小規模保育園を卒園する子どもが優先的に入園できる「優先的利用枠」を設定しており、「どこにも預けられない」ことを理由に仕事を辞める人は多くありません。
ただし、自宅・駅から遠い保育施設や、希望とは異なる預け先となる場合もあります。そのため、以下の準備をしておくと良いでしょう。
- ベビーシッターへの登録
- 在宅ワークへの転職を検討
- 地域のサポートシステムを調査
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小規模保育園に預けて後悔する理由
小規模保育園に預けるときに真っ先に浮かぶのは「卒園後どうなるか」。でも、後悔する理由はそれだけではありません。こちらでは、4つの理由を紹介します。
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卒園後の預け先がない
一番気になるのは、卒園後の心配です。小規模保育園を卒園する際には、もう一度保活をする必要があります。
3歳以降は、保育園に転園するか幼稚園に入園するか、自宅保育をするか以下の3パターンが考えられます。
- 保育園へ転園
小規模保育園の2歳児クラスで保活を行う。自治体のルールに沿って入園希望を提出。 - 幼稚園へ入園
小規模保育園の2歳児クラスと並行してプレ幼稚園に通わせる場合もある。 - 自宅保育
仕事を辞めるか、ベビーシッターなどと利用して自宅で面倒を見る。
小規模保育園に入園する前に、どのパターンを希望するかイメージしておくといいですね。
最近では幼稚園×保育園のハイブリッド式である「こども園」も増え、ワーママさんの選択肢が広がっています!
園が小さく園庭がない
小規模な保育園はスペースの制約により、十分な屋外遊び場が確保されていない可能性があります。
まだ歩き始めたばかりの子は、園庭がなくてもそこまで気にならないかもしれませんが、活発な遊びが必要なお子さんにとっては、特にストレスになりがちですよね。
園庭がなく、お子さんが日常的に大きく体を動かして遊べないのは大きなデメリットとなりえるでしょう。
子どものタイプや月齢によるので、お子さんの普段の遊び方を注視してみてくださいね。
イベントが少ない
0~2歳児は、自分でできることが限られているため、季節のイベントや特別な行事が少ない傾向にあります。
通常の保育園では縦割り保育として、上の学年の子との交流行事などがありますが、そうした機会がないのは少し寂しいかもしれません。
感染症がうつりやすそう
教室が小さいため、子どもたちや保育士との交流が近距離になる場合があります。これにより、風邪やインフルエンザなどの感染症がうつりやすくなることも。
コロナ禍以降は各園でもウイルス対策を徹底されているため、そこまで危惧する必要はありませんが、人数が少ない分クラス閉鎖のリスクが上がる可能性があるでしょう。
小規模保育園に預けて後悔した?体験談
SNSの投稿を中心に小規模保育園へ預けた感想をお届けします。ご自身の保育園えらびの参考にしてくださいね。
「良かった!」体験談
小規模保育園に入れて良かった!という声には、先生やお友達の「アットホームさ」や新しい幼稚園を探すワクワク感がありました。
小規模保育園の残念な体験談
小規模保育園に入れて、子どもが嫌な思いをしたり、運動不足で困ったりしたエピソードはSNS上では見られませんでした。
ただ、卒園後の心配や先生との相性について、残念がる声がありました。
小規模保育園でも後悔しないための5つのポイント
小規模保育園を選ぶとき、以下のポイントを押さえておくと、後悔を避けられますよ。ここでは、そんなポイントを紹介します。
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①卒園後の対策をしっかりと
小規模保育園の在園中から次のステップへのリサーチが大切です。
例えば、自治体の転園・入園申し込みスケジュールを確認したり、幼稚園を希望する場合は、プレ幼稚園(2歳児クラス)への参加が必要な場合もあるので、早めに問い合わせておきましょう。
また、カギを握るのはママ友の口コミです。
実際に私も、入園の指数に関する裏話や小規模保育園の評判をママ友経由で聞きました!
卒園後の選択肢も広がる可能性があるので、ママさん・パパさんにリサーチするのがおすすめです。
②在宅ワークの準備をはじめる
小規模保育園の卒園後に、もし希望する幼稚園や保育園に入れなかったら……。そんな事態を考えて、在宅ワークの準備をしておくと心が少し落ち着きます。
でも、「今の仕事をつづけながら在宅ワークの準備なんて無理!」と思う方もいますよね。
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③預かり年齢が引き上げに!
2023年から小規模保育園でも3歳以上の園児の受け入れが始まっています。
受け入れの判断は各自治体ごととなっており「保育体制の設備状況と地域の実情による」とされています。
現在のところ、3歳以上でも受け入れてもらえる小規模保育園は多くはありませんが、一度自治体に確認してみるのがおすすめです。
事業者の判断により小規模保育事業の対象年齢を0~5歳の間で柔軟に定めることが可能となっているところです。
引用元:小規模保育事業における3歳以上児の受入れについて(通知) |こども家庭庁成育局長
③近所の公園をチェック
「小規模保育園には園庭がないから…」と残念に思うかもしれません。
でも、多くの小規模保育園では公園へのお散歩を積極的に行っています!近くに子どもが喜びそうな公園や広場がないか、ぜひ調べてみてください。
意外と「毎日近所の公園をハシゴして、運動できている」「近くの児童館などに遊びにお邪魔することがある」といった小規模保育園もあります。
園庭がないからと言って諦めず、周辺の状況をチェックしてみましょう!
④園の行事を聞いてみよう
小規模保育園によっては、0~2歳のイベントが豊富に用意されていることもあります。
【行事の例】
- 季節ごとのお祭りや行事
- 園外での自然体験活動
- 園内での親子参加イベント
小さい子しかいないからこそできるイベントもあります。「行事が少なそう」とイメージで判断する前に、確認しておきたいポイントですね。
小規模保育園でも後悔なし!預けるメリットは?
小規模保育園は、家庭的な環境での保育を望む家族にとって、魅力的な選択肢になります。ここでは、小規模保育園を選ぶことのメリットを紹介します。
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保育士の目が届きやすい
小規模保育園の最大の魅力は、何と言っても保育士の目が届きやすい点です。子ども一人ひとりに対する注意深いケアが可能で、それぞれのニーズに合わせた対応を受けやすいですよね。
特に0~2歳の子は、自分の気持ちに整理がつかずお友達とケンカをしてしまったり、叩いてしまったりがつきもの。保育士がきちんと見てくれるのは嬉しいですよね。
子どもが言葉を話せないうちは、どうしてもお友達に手を出してしまいがち。しっかり見てもらえるのは本当に助かります。
便利な場所が多く送迎が楽
多くの小規模保育園は、駅や職場の近くなど、便利な場所に位置していることが多いです。毎日の送迎が楽になるのは嬉しいですよね!
忙しい朝の時間帯でも、少ない時間で送迎が完了するため、保護者のストレスが軽減されます。
アットホームな雰囲気
小規模保育園は、その規模からもアットホームな雰囲気が自然と育まれます。
保護者と保育士との距離も近く、日常的なコミュニケーションがスムーズに行われるため、家庭と保育園が一体となって子どもを支えることができるのです。
まとめ|卒園後の不安を解消!小規模保育園で後悔しないために
小規模保育園は保育士の手が行き届き、アットホームな雰囲気で子どもたちを温かく見守ってくれますが、卒園後の進路に不安を感じる方も多いです。
在園中から早めのリサーチを心掛け、自治体や園のスケジュールをしっかりと把握することが大切です。「小規模保育園に行ってよかった!」と思えることを、願っています。
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