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育休後の退職を考えたとき「周りからむかつくと思われないか」「ずるいと陰口言われないか」と悩みを抱える方は少なくありません。
子育てを実際に始めてみると、仕事との両立が思ったより難しいと感じたり、子どもとの時間が愛おしくなり、保育園に躊躇する気持ちが湧いたりすることもありますよね。
私も育休後の退職を考えているので、気持ちわかります!
そこで本記事では、育休後の退職が「ずるい」と思われることなく、円満退職するための5つのコツをお届けします。
最後まで読めば、周囲の理解を得ながらスムーズに退職できるはずですよ。
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育休後の退職がずるくない3つの理由
結論、育休取得後に退職することは、ずるくありません!こちらでは、3つの理由を深掘りします。
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①法的に何の問題もない
育休後の退職は、法的には全く問題ありません。民法にも、退職の自由が定めされており「育休直後に退職してはいけない」という記述はありません。
育休後であっても、退職は個人の判断に委ねられています。
育休後に退職して子育てに専念することは、法的にも個人の権利として認められているんです。
②育休後に退職する人の割合は多い
実は、妊娠や出産を機に退職を選ぶ方は少なくありません。
内閣府の調査によると、1人目の出産を機に離職する女性の割合は、46.9%となっています。
2人目・3人目となるとさらに21.9%の女性が退職を選択しており、退職するママはたくさんいます。
会社側も育休後の退職を覚悟しているため、育休後に退職してもずるいとは思われにくいですよ。
③出産前後で心境は変わる
育児が始まると、仕事と育児の両立が難しくなることがあります。実際に育児を始めてみると、パートナーの仕事の忙しさや保育園の入園問題など、さまざまなハードルが浮上するでしょう。
子どもが熱を出すたびに、職場へ謝るのがツラい…
可愛い子ども、もっと一緒にいたくなっちゃった…
という心境を抱えるママも少なくありません。その場合、退職がやむを得ない選択となります。
育休後の退職をずるいと言われないためにやること5選
下準備せずに仕事を辞めてしまうと、同僚や上司に嫌な思いをさせるかもしれません。退職の際は、以下の5つのポイントをおさえてくださいね。
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①就業規則を確認する
退職に関する就業規則を、丁寧に確認してみましょう。自分に不利益な内容がないか、慎重にチェックすることが大切です。
退職届の提出期限や退職金制度など「あれ?どうなってたっけ?」と思う人は少なくありません。
あとで後悔しないように、事前に理解しておくことが重要ですね。
②退職理由を整理する
職場の仲間が「仕方ない」と思うような退職理由を用意しましょう。言葉と気持ちの整理が難しかったら、以下の理由を参考にしてみてください。
退職理由 | 詳細 |
---|---|
育児に専念したい | 育児は、想像以上に時間とエネルギーを要します。育児に専念したいという想いは、最も理解されやすいです。 |
自身の健康上の理由 | 産後で体調がすぐれなかったり、落ち込みやすくなってしまったり…。健康上の懸念点があれば素直に伝えてみましょう。 |
保育園の問題 | 育休期間を終えても、子どもの預かり先が決まらない方は仕事を辞めざるを得ない場合もあります。 |
上記の理由を伝えれば、職場から理解を深められるはずです。
③退職後のプランを考える
退職後のプランを、じっくりと考えてみましょう。
- しばらくは子育てに専念
- 家事を究める
- パートやアルバイト先を探す
- 実家のお手伝い
せっかく退職するんだから、自分のベストな過ごし方を探してみてくださいね。
退職後の生活にイメージが持てるようになれば、退職の決断に自信が湧いてきます。
④信頼できる上司だけに伝える
「辞める!」と決めたら、今すぐにチームメイトや同僚に伝えたくなりますよね。
でも、まずは信頼できる上司にだけ伝えるのがおすすめです!
人によってはあなたの退職を良く思わず、嫌みを込めて噂が広まってしまう可能性があります。
信頼できる上司に相談すれば、待遇や配属を考えてくれる可能性もあります。
退職の意志は、信頼できる上司にだけ伝え、慎重に行動しましょう。
⑤職場全体への伝え方
育休後の退職を職場全体に伝える際は、ずるいと思われないように、誠実に伝えることが大切です。
「家庭の事情で、これからは子育てに専念することを決めました。」「職場と家庭のバランスを考え、退職に至りました」のように、自分の状況を理解してもらえるように伝えます。
「しょうがないよね」と周囲に思ってもらえるような伝え方が大切です。
育休後の円満退職は、いつ言うのがベスト?
厚生労働省によると、退職は2週間前に申し出ればOKです。
(雇用の期間に定めがないときは)雇用は、解約申入の後2週間を経過したるに囚りて終了する
民法第627条第1項
ただし、会社によっては2週間前だとギリギリすぎるかもしれません。
会社側が育休明けの復帰に期待して待っているのも確かです。
できれば、1ヵ月前には伝えるようにしましょう。
育休後の退職!言いにくいときは退職代行
育休中のママは、子育てと仕事の両立に悩みますよね。
育休をとってからの職場復帰は罪悪感があり、職場に戻ることが難しいと感じる方も少なくありません。
「会社へ言いにくい」「上司と顔を合わせるのもツラい」と思ったら、退職代行サービスの利用がおすすめです。
女性のための退職代行
退職を依頼すれば、ストレスから子どもに当たってしまうことも軽減されますよ。
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育休後の退職がずるいと言われた体験談2選
「育休後の退職ってずるいの…?」と悩むママはあなただけではありません。先輩ママの体験談から、職場への対処法やメンタルの保ち方を学びましょう。
①体調や生活が変わって当然
1つ目は、復帰後に仕事と育児を両立できるか悩むママからの投稿です。
私と夫は共に教員です。実家も遠く、頼れる友人もいないので、きっと育児が疎かになると思います。
退職をするか悩む投稿に、以下のアドバイスがありました。
(前略)手当もらって復帰しなくてもいいと思います。子供産んでるんですよ!体調や生活が大きく変わって、仕事に復帰できない事だっておおいにありえると思います。
引用元:Yahoo!知恵袋
出産前と後では、メンタルも体力も大きく異なります。そのため、退職の選択肢も共感できるとの意見です。
②会社に話せば、退職はアリ。
2つ目は、赤ちゃんが可愛くて育休後に退職したいというママからの投稿です。
子供を産んでみて、一歳で保育園入れるなんて寂しいので
育休明け辞めたいです。
こちらに対し、「きちんと会社と話し合いができていれば退職してもいいのではないか」との意見がありました。
会社に辞めたいことを話した上で、倍率高い保育園に申し込んで貰うものはしっかり貰って2才で退職はありだと思います。
引用元:Yahoo!知恵袋
会社や同僚への影響をできる限り抑えて、気持ちよく退職したいですね。
【Q&A】育休後の退職はずるいの?
育休後の退職に関する疑問をQ&A形式でお伝えします。法的な権利や会社の規則を理解すれば、より安心して退職の決断ができるでしょう。
まとめ|育休後の退職はずるくない!
育休後の退職を考えるとき「周りから嫌な目で見られるのではないか」「ずるいと思われて後ろ指を指されるのでは」と不安を感じるのは自然な気持ちです。
でも、育休後の退職はあくまで個人の自由であり、法的にも何の問題もないという事実です。
どうしても「会社に退職を言いにくいな」と思ったら、女性のための退職代行に相談してみるのも選択肢の一つです。
伝え方のプロが波風立てない方法で、退職させてくれるはずです。
\ 悩んでいる時間がもったいない /
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